フィギュアスケート男子で世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(米国)に対し、重鎮からも称賛の声が上がっている。

 グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会の男子では、マリニンが合計321・00点で優勝。ショートプログラム、フリーともにトップの得点をマークし、2位のアダム・シアオイムファ(フランス)と40・05点の大差つけた。

 この圧巻の演技にはロシアの名指導者として知られるタチアナ・タラソワ氏も反応。ロシアメディア「sports.ru」によると「マリニンには今のところライバルがいない。五輪を視野に入れてもね。彼が私たちの時代に生まれて本当に良かった。フィギュアスケートの未来が見える」との見解を語った。

 マリニンはフリーで4種類の4回転ジャンプを5本跳んだ。タラソワ氏は「彼のすることはすべて驚異的だ。自分の分野ですべてを、いやそれ以上のことをできる人を見ることは、いつも喜びであり、楽しみです。彼には本当に満足している」と太鼓判。開幕まで約4か月となったミラノ・コルティナ五輪を前に、別格の存在感を放っているようだ。