MLB公式サイト、米スポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアは21日(日本時間22日)にエンゼルスの新監督にカート・スズキ氏(42)が就任すると報じた。

 スズキ氏は2007年にアスレチックスでメジャーデビュー、08年にレギュラーに定着。09年から3年連続2桁本塁打をマーク。11年には松井秀喜氏(51)とプレーし、その後はナショナルズ、アスレチックス、ツインズ、ナショナルズと移籍を重ね、19年にはナショナルズでワールドシリーズを制覇した。21年にエンゼルスに移籍し、大谷翔平投手(31=現ドジャース)とバッテリーを組んだ。22年シーズン終了後に現役を引退し、ペリー・ミナシアンGMの特別補佐を3年間務めていた。

 昨季から指揮を執っていたロン・ワシントン監督(73)は今年6月から体調不良で休養。復帰することなくシーズン終了後に退任が発表された。エンゼルスは15年から11年連続でポストシーズンに進出出来ず、16年から10年連続で勝率5割以下と低迷。19年間指揮を執ったマイク・ソーシア監督が18年に退任すると、監督交代を繰り返し、ブラッド・オースマス氏、ジョー・マドン氏、フィル・ネビン氏、ワシントン監督に次いで5人目だ。

 後任として球団OBで通算703本塁打のアルバート・プホルス氏やトリー・ハンター氏も候補に挙がっていたが、スズキ氏に再建を託した。

 スズキ氏はハワイ州マウイ島生まれの日系3世。メジャー16年間で通算1635試合に出場し、1421安打、打率2割5分5厘、143本塁打、730打点。14年にはオールスター戦に選出されている。