巨人の田中将大投手(36)が19日にジャイアンツ球場で練習を再開した。

 昨オフに楽天から巨人に移籍した田中将は、4月3日の中日戦(バンテリン)で移籍後初登板。日米通算197勝目を挙げるも、その後は不調が続き2度の二軍落ちを経験した。その後は徐々に成績も安定し、今シーズン〝ラス投〟となった9月30日の中日戦(東京ドーム)では6回85球を投げて4安打2失点と粘投。本拠地で日米通算200勝を達成した。

 移籍1年目で偉業達成を成し遂げたものの、現状に満足はしていない。練習後に報道陣の取材に応じた右腕は今シーズンを終えて「一軍の戦力として働くことができなかった。そこの思いが一番強いですかね。移籍してきた時の会見でも(阿部)監督に『(200勝まで)あと3勝だとかって言われているけど、2桁勝ってもらうつもりでいる』と言っていただいて。ただ、現実的に春先の投球では厳しかった。戦力として働くことができなかったというのが第一にある」と回顧。指揮官との約束を守れず、悔しい思いをした。

 次こそは先発ローテーションを守り抜き、2桁勝利を目指す。「チーム内での競争もそうですし、そこは勝っていかないとマウンドには上がることはできないと思うので、しっかりと投げられるように、打者を抑えられるところを証明していかないといけないなっていうふうには思っています」と来季に向けて意気込んだ。