阪神・中野拓夢内野手(29)が2年ぶりの日本一奪還へ腕をぶしている。7日は二軍施設で近本、大山、佐藤輝、森下の野手残留組とともにキャッチボールやケース打撃で調整。バントやエンドランなどを徹底的に確認し「今後は決める、決めないで大きく試合を左右すると思うんで、小技もしっかりやっていきたいなと思います」と汗を拭った。
2021年のルーキーイヤーからスタメンを勝ち取り、今年でCS出場は早くも5度目となる。社会人・三菱自動車岡崎時代の日本選手権では、遊撃手としてチームをベスト4に導いた経験も持つだけに、負けられない短期決戦で本領を発揮する〝勝負師〟の血が騒ぐようだ。
ほぼ一発勝負となる舞台ではわずかなミスが命取りとなる。しかし、中野は「楽しいなと思います。シーズン中だったら正直、試合によっては…っていうのもあると思うんで。負けれないっていうか、社会人からそう戦ってきているんで楽しみでもありますね」とどこ吹く風だ。
過去のCS通算成績は打率2割4分5厘と派手さこそないが、日本一に輝いた23年の日本シリーズでは打率3割2分と爆発。日本一の立役者として、短期決戦での強さも見せつけた。
もちろん「うちの3、4、5番はランナーがいる時にかえしてくれるっていう頼もしさがある。自分と近本さんがいかに出塁してチャンスをつくるかっていうのが大事になってくる。シーズン同様の活躍ができれば」と〝つなぎ役〟としての責任も強く感じている。
リーグ覇者として迎える大一番。視線の先にあるのは2年ぶりの頂点だけだ。
「優勝して迎えるので、負けるわけにはいかないですし。ファーストステージから上がってくる方が勢いはついてると思うので、初戦の入りっていうのが大事になってくる。隙のないような過ごし方をしたいです」
ポストシーズンで大暴れし、〝秋の主役〟に名乗りを上げる。












