バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(ペルージャ)が歴史的一戦を振り返った。

 昨季のSVリーグ覇者・サントリーとパートナーシップを締結した縁で、イタリア1部の名門・ペルージャとサントリーの国際親善試合(東京・有明アリーナ)が実現。初日となった7日の試合は、3―1でペルージャが勝利を収めた。第1セットは20―25で落とすも、第2セット以降は「リズムに乗れた」と石川。欧州チャンピオンズリーグ覇者の強豪が日本のファンの前で強さを見せつけた。

 この日は約1万4000人の観衆が会場に足を運んだ。「僕がイタリアのチームとして日本でプレーすることの方が、僕自身としては非常に楽しみにしていた。今回このような機会をいただけてうれしく思うし、日本のみなさんの前でイタリアのチームの一員としてプレーできたこと、そこを見てもらえたことが僕は何よりもうれしく思う」と満面の笑み。

 ただ、チームの状態については「精度はまだまだ全然低い。世界選手権が終わってから合流したメンバーや合流がだいぶ遅れてきたメンバーもいる。リーグの開幕までにもっと今日以上のチーム力をつくる必要がある」と厳しい評価を下した。

 石川にとってはペルージャでの2季目のシーズン。「昨季はイタリアのリーグで負けてしまっている。個人的な目標としてはイタリアのリーグで優勝すること。そこを目指していきたい。もちろん全ての大会で一番を狙いに行くけど、まずはイタリアのリーグで勝ちたい」と力を込めた。

 8日も同カードの試合が実施される。「僕は日本のみなさんの前でプレーできるのは、明日が最後になる。いいプレーをみなさんに見せたい」と気合十分。世界最高峰での戦いに向けて、さらなる弾みをつけたいところだ。