阪神・伊原陵人投手(25)が7日の「みやざきフェニックスリーグ」中日戦(サンマリン)に2番手として救援登板し3回を1安打無四死球無失点。15日から開幕するCSファイナルステージ(甲子園)へ向け、状態の良さをアピールした。

 先発・伊藤将ら他の登板投手がことごとく失点を重ねた8―8のドローゲームの中で、ルーキー左腕の安定感が光った。先発としても、中継ぎとしても、高いパフォーマンスを発揮できる器用さは背番号18の大きな武器だ。藤川監督は「(宿舎に)帰って映像を見てからですが」と今後の起用方針について言葉を濁したが、どのような形であれポストシーズンの大きな武器となってくれることは間違いない。

 ゲーム後の左腕は「自分はもっとアピールしなければならない立場。必死にやるだけ。先発でも、1イニングだけの救援登板でもやることは変わらない」と言葉に力を込めて語る。掴みどころの少ない飄々としたキャラクターで知られる25歳は勝負の秋を目前に、CSメンバー生き残りへ珍しく鼻息を荒くしていた。