ドジャースは6日(日本時間7日)、フィリーズとの地区シリーズ第2戦を4―3で逃げ切り、対戦成績を2勝0敗とした。敵地で連勝を飾り、8日(同9日)に本拠地で行われる3戦目以降に1勝すれば、リーグ優勝決定シリーズ進出が決まる。

 地区S突破に王手をかけたものの、本場のファンは怒り心頭だ。3点リードの9回にデーブ・ロバーツ監督(53)は、佐々木朗希投手(23)を温存する形でブレーク・トライネン投手(37)をマウンドに送った。しかし、3連打で一死も取れずに2点を失って降板。ベシア、そして最後は結局、佐々木が2球で締めて試合を終わらせた。

 試合後のロバーツ監督は、佐々木が連投に近い形で登板した経験がないことを理由に挙げ、トライネンの起用に「非常に自信を持っていた」などと説明した。

 しかし、一歩間違えればサヨナラ負けを喫しても不思議ではなかった状況。フィリーズも敗れはしたものの、最終回に攻撃の形をつくったことで3戦目に勢いをもたらす可能性もある。

 それだけに、米国のドジャースファンはロバーツ監督の説明を聞いてもまったく納得できない様子。SNSやネット上は「目を開けろ、デーブ」「バカげた説明だ」「文字通り、最も愚かな言い訳だ」などと荒れに荒れた。

 さらに「ロバーツは昨年のことばかり考えているが、今シーズンを見ろ。この試合でトライネンを起用しないのは当然のことだ」と〝思考停止〟と指摘したファンも…。トライネンは昨年のポストシーズンで9試合に登板して2勝0敗、防御率2・19の好成績でワールドシリーズ優勝に貢献した。だが、今季は2勝7敗、同5・40と大きく成績を落としており、トライネンにこだわった起用は昨年の幻影を追いかけているかのようだというものだ。

 そして、トライネンの投球についても別のファンは「一方は自信に満ちあふれ、素晴らしい投球をしている」と佐々木をたたえ「もう一方はお漏らしをしながら肉団子のような球を投げている。バカバカしい」とボロカス…。仮に逆転負けを喫していれば、どんな采配批判が飛び出していたか分からない。