ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアで行われた地区シリーズ第2戦に4―3で辛くも逃げ切り勝ち。同シリーズに連勝で突破へ王手をかけた。
勝つには勝ったが、完全アウェーの敵地は最後の最後まで盛り上がった。ドジャースが3点をリードした9回からデーブ・ロバーツ監督(53)はブレーク・トライネン投手(37)を投入した。右腕は直近の3試合こそ無失点で抑えていたが、シーズンでは7敗(2勝)、防御率5・40と安定感を欠いていた。しかもブルペンでは初セーブを挙げるなど、無失点投球を続けていた佐々木朗希投手(23)も待機していた中での選択だった。
結果的にトライネンが3連打を浴びて1点差に迫られた後、ベシア、佐々木が無失点で切り抜けたが、疑問が残る采配でブルペンが大忙しとなった感は否めない。
米老舗誌「スポーツ・イラスト・レイテッド」は試合後のロバーツ監督の談話を紹介し、イニングの最初から佐々木を投入しなかったことについて「3日で2試合登板というのはほとんど経験がない」と考え「これまでのポストシーズンでも非常に大事な場面で何度も投げてきた」との理由からトライネンを選択したという。
この決断について、指揮官は「私は非常に自信を持っていた」とし「必要であれば、ベシアも後に控えていた。だから先回りして彼(佐々木)を投入したくなかった」と説明した。
ポストシーズンは内容よりも1勝の重みがいっそう増す。結果的に勝利したものの、ロバーツ監督の判断に同誌は「なぜ佐々木朗希ではなく、ブレーク・トライネンを9回に登板させたのか」と疑問を投げかけ「トライネンのパフォーマンスを考えれば、ロバーツ監督が再び重要な場面で信頼することは想像しがたい。ナ・リーグ優勝決定シリーズに進出すれば、彼のロースターの立場は不透明になるだろう」と占っている。












