日本共産党の小池晃書記局長は6日、国会内で会見。自民党の高市早苗新総裁が固めた党執行部人事などに言及した。

 永田町関係者などによると、幹事長には麻生太郎氏が率いる麻生派から鈴木俊一氏の起用が内定。総務会長も麻生派から有村治子氏。政調会長には総裁選で4位だった小林鷹之氏、選挙対策委員長は高市氏の推薦人を務めた古屋圭司氏をそれぞれ起用する方針を固めたという。

 小池氏は「ひとつひとつの人事についてコメントは避けたいとは思いますが、全体としては麻生さんの影響力が極めて強い。結局、選挙の結果自体も麻生さんの意向が強く働いた結果、高市早苗総裁の誕生ということでもあると思うので、第2次麻生政権の始まりかなという思いで見ております。国民の方を見た人事というよりは、自民党党内を向いて、党内の力関係、バランスを配慮した人事が始まったのかなと。結局、昔の自民党、いままでの自民党とまったく変わらない。派閥の論理で決めていくという人事の動きじゃないか」と厳しく批判した。

 自民党は主要人事を7日に正式決定して〝高市新執行部〟が発足する見通し。

 小池氏は「(総裁選で)解党的出直しをすると言っていたと思うんですが、解党はどこに行ってしまったのか。直ちに〝冷凍〟しているのじゃないか、というふうに思わざるを得ないです」と解党を「解凍」にかけたダジャレを披露。

 2008年~09年の麻生内閣が選挙で旧民主党に大敗して下野した自民党の過去に触れつつ、「いよいよ自民党政治が終わりが始まったんじゃないかなと思います。野党には自民党政権を終わらせると、継続は許さないという立場で臨むことが求められているじゃないかなと思います」と小池氏は語った。