ヤンキースは5日(日本時間6日)に敵地トロントでブルージェイズとの地区シリーズ第2戦に7―13で連敗し、王手をかけられた。
先発したエースのフリードが2回、先頭バーショに右翼へ二塁打され、アーロン・ジャッジ外野手(33)がクッションボールを後逸。三塁へ進まれ、続くクレメントに先制2ランを浴びた。ここからフリードは一気に崩れ、4回途中8安打7失点でまさかのKO。5回を終えた時点で0―12と一方的な展開となった。
打線はここから7点を挙げたが時すでに遅し。1―10で落とした第1戦に続き2桁失点の大敗で、早くも後がない状況に追い込まれた。試合後、ジャッジは米メディアの取材に「前にもこんな状況になったことがある。私たちにとって目新しいことではない。ヤンキースは1年を通してずっとそうしてきたんだ」と冷静に語った。
チームはレギュラーシーズンを8連勝で締め、プレーオフに進出。レッドソックスとのワイルドカードも初戦を落としながら連勝で逆転した。さらにジャッジは「ルーキーイヤーの2017年を思い出す。ワイルドカードゲームでクリーブランドと対戦したんだが、最初の2試合は負けた。その年も彼らは地区優勝を果たし、ワールドシリーズに出場したばかりだった。でも、僕たちはなんとか勝ち上がってきたんだ」と回想。ヤンキースは逆境に追い込まれてこそ真価を発揮するチームだと信じている。
守備で痛恨の失策を犯したが、打撃は3打数2安打1打点と好調をキープ。7日(同8日)の第3戦は本拠地ニューヨークに戻る。
「まるで世界が崩れ落ちていくような気分だ。相手のホームであんな風に2連敗し、調子が上がらない」と嘆いたブーン監督も「しかし、火曜日に勝利を収めれば、状況は一変する可能性がある」と気持ちを切り替えた。土俵際のヤンキースだが、誰も諦めてはいない。












