ドジャースがレッズとのワイルドカードシリーズを2連勝で突破し、4日(日本時間5日)からは敵地フィラデルフィアでフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズに臨む。スイープを決めたレッズとの2試合では打線が28安打と爆発し、計18得点で9失点。2戦目(1日=同2日)ではリリーフに配置転換された佐々木朗希(23)の好救援も光ったが、ワールドシリーズ連覇への可能性をドジャースの番記者たちはどう見ているのか――。
答えはどれも微妙な言い回しだった。地元紙「ロサンゼルスタイムズ」のジャック・ハリス記者が「『できるかどうか』で言えば絶対に可能だ。でも『優勝するか』と聞かれたら、今は『ノー』と答えると思う」と言えば、スポーツ専門サイト「アスレチック」のファビアン・アルダーヤ記者は「勝てるか? もちろん勝てる。現時点で一番タレントがそろったチームだと思う」。
また、MLB公式サイトのソーニャ・チェン記者は「どうしても複雑な回答になってしまうけど」と前置きした上で「簡単に言えば『勝てる』」と占った一方、「オレンジカウンティー・レジスター」のビル・プランケット記者は「勝てるかもしれない。でも実際にはおそらく無理だろう」と厳しい見通しを示した。
勝負の世界では何が起こるか分からない。そんな中でも4人が口をそろえたキーワードは「リリーフ陣」だった。今季の救援防御率は「4・27」でポストシーズンに入っても計5失点を喫している。
ハリス記者は「ブルペンがうまく機能しなければ一気に攻め込まれてしまう可能性がある。(初戦のような)パフォーマンスが続けば、簡単に自滅してしまう危険がある。戦力的には十分優勝できるチームだし、それを解決できれば勝てるはずだ。でも解決するまでは『優勝する』とは言えない」とズバリ。
アルダーヤ記者も「攻撃陣は明らかに調子を取り戻しているし、先発投手陣も最高クラス。でもリードを終盤まで守れるかどうか、それがすべてを左右する」と指摘し「とにかく先発投手を引っ張れるだけ引っ張ることだと思う」と指摘した。
チェン記者も「先発投手陣と打線がしっかりかみ合うことが必要だ。というのも、ブルペンはいまだに不安定すぎて、どれだけ信頼できるか分からない。(優勝できても)『ブルペンのおかげ』ではなく『あのブルペンを抱えていても勝てた』という言い方かな。去年とは逆のパターンだ。とにかく他の部分が全てうまく機能する必要がある」との見立て。
そして、プランケット記者は「フィリーズは彼らにとって手ごわい壁になると思うし、ブルペンは大きな弱点だ。しかもポストシーズンで一番弱い部分がブルペンというのは致命的。勝ち上がるには信頼できるブルペンが不可欠だ」と言い「ブルペンがシリーズ優勝まで持ちこたえる姿は想像しにくい」と語った。
WS進出へは地区シリーズに3勝した上でリーグ優勝決定シリーズを突破する必要がある。短いようで長い道のりのゴールまでたどり着けるのか。












