米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(27)が、10月21日(日本時間同22日)に本拠地で行われるウォリアーズとの今季開幕戦でスタメン入りすることが〝内定〟した。

 八村は昨季、先発として出場時間を大幅に増やして大きく飛躍。一方で、他球団からの評価も急上昇しており、今季限りで現行契約が切れるためトレード話もくすぶり続けている。

 今季開幕に向けてはマーカス・スマートとスタメン争いをする状況でキャンプインを迎えたが、チーム内ではすでに八村の開幕スタメン方針が固まっているようだ。

 米メディア「クラッチポイント」は「匿名を条件に語ったレイカーズに近い情報筋によると、八村塁はルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、ディアンドレ・エイトンとともに5番目の先発の座を獲得する最有力候補とみられている」と報道した。

 八村はキャンプインに合わせて行われたメディアデーで先発出場について問われると「監督が決定することだ。私の決定ではない。誰が先発で誰がそうでないかというのは問題ではない。重要なのは出場時間、そして誰がより長くコートにいられるかだ」と語るにとどめた。

 一方、同メディアは八村の開幕スタメンが内定した背景として〝3つの理由〟を示した。

「継続性も重要な要素だと関係者は語る。レイカーズは開幕から比較的軽快な布陣で臨み、厳しい西カンファレンスで上位シードを維持するために、序盤から勝利を積み重ねたい考えだ。レイカーズのスターティングメンバーのうち4人はすでにケミストリー(相性)が良好なので、そのケミストリーを生かしてエイトンを落ち着かせ、攻撃力で相手チームに差をつけられると期待している」。序盤は昨季からの連係を重視したいというわけだ。

「もう一つの要因は、スマートの長期的な健康状態だ。キャンプ開始前からアキレス腱炎を患っていたことで、その懸念はさらに深まった。球団内部ではスマートを先発させるのが理にかなっていると考える人もいるが、先発させると彼に過度の負担がかかり、ポストシーズン出場が危ぶまれる可能性があるという懸念がある。J・J・レディック監督と彼のスタッフは、すでにジェームズとの〝長期戦〟を視野に入れており、今回の決断においてもスマートの最近のケガの問題を考慮している」と指摘。スマートの足の状態を考慮したようだ。

 そして最後に「情報筋によると、八村の差し迫ったフリーエージェントも要因の一つだ。ただ、その影響は小さいが。八村は長年先発出場を希望しており、契約満了の今シーズン、レイカーズは開幕前に彼を失うリスクを避けたいと考えている」。八村をスタメンから外すことで退団リスクが高まると強調した。

 結論として「現時点では、八村はスマートよりも健康で若く、そして率直に言って才能に恵まれており、先発フォワードとしてプレーし続けることに大きな優位性がある」。八村の新シーズンへ期待が高まる。