陸上の世界選手権最終日(世界陸上=21日、東京・国立競技場)、男子400メートルリレー決勝で日本は38秒35の6位に終わり、3大会ぶりのメダルを逃した。
メダルを懸けた大一番は前日20日の予選と同じ小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)、桐生祥秀(日本生命)、鵜沢飛羽(JAL)のオーダーで出陣したが、予選の38秒07からタイムを落としてフィニッシュ。レース後、短距離担当の信岡沙希重コーチは「(予選から)強いチームは上げてくるので、やはり〝ここでの力〟といったところでは、力を発揮することはできなかった。今の力かなと真摯に受け止めている」と上位勢との地力の差を認めた。
予選から本番へ「(予選の)1、2走は大きく詰まったこともあり、しっかり流れるように1・5足長を伸ばした。2、3走は予選の1組目を見ていたら心配になる要素や、(1組目の)結果を見て確実に通りたいという思いがあったと思う。ある意味安定しすぎたバトンだったので、加速の部分を見直した。足長は0・5足長伸ばした」。予選1組目のジャマイカのバトンミスもあり、予選はバトンパスの安全性を重視したが、決勝では加速を重視した。
さらに決勝の人選方法は、予選のスプリットタイムは鵜沢が9秒07と組トップに対し、桐生は9秒50で組4位だった。「昨日の3走のところは向かい風だったと思うし、全体的な3走のラップが速くなかったことや、データで2、3走のバトンの初速の問題ということで、それをしっかり修正すれば問題ない、そのままが最善だと(判断した)」と予選から変えずに挑んだ。
修正を重ね挑み、一夜明けた本番前は「ウオーミングアップでのバトンをみなさんに見ていただきたいぐらい、『これを本番でやろう』というところまで仕上がっていた」と手応えもあったが、本番では桐生の足がつるというアクシデントもあり、望んでいた結果を発揮することはできなかった。













