東京女子プロレス20日の大田区総合体育館大会で、渡辺未詩(25)がプリンセス・オブ・プリンセス(POP)王者・瑞希(30)に勝利し、第16代王者に輝いた。

 夏のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」を初制覇した渡辺は、8月23日の後楽園大会で瑞希への挑戦を表明。今年1月4日後楽園大会での王座戦でベルトを奪われた因縁の相手と、約8か月半ぶりの雪辱戦となった。

雪崩式パワースラムも披露した渡辺未詩
雪崩式パワースラムも披露した渡辺未詩

 グラウンドの攻防から抜け出した渡辺は、極楽固めからサーフボードストレッチで背中にダメージを与え、序盤から優位に試合を進めていく。しかし20分過ぎ、瑞希のキューティースペシャル(変型ブロックバスターホールド)から伝家の宝刀・渦飴(変型クロスボディーアタック)を食らってしまい窮地に陥る。さらにはダイビングフットスタンプでも追撃され、絶体絶命だ。

 それでも2発目のキューティースペシャルをティアドロップ(変型フラップジャック)で切り返して逆転に成功。ロープ際で強烈なレーザービーム(胸元へのオーバースローチョップ)をお見舞いすると、最後は旋回式ティアドロップをさく裂させて3カウントを奪った。

 試合後にマイクを握った渡辺は、喜びの声を上げるとともに「みんなの、みんなの瑞希さん。本当にこんなに優しくて、周りが見れて、引っ張ることもできる完璧なプリンセスは他にいない。それぐらい憧れてるし、尊敬している人です。瑞希さんがより強く輝かせたこのベルトを、私ももっともっとキラキラにさせます」と前王者を称え、決意を新たにした。

挑戦者に名乗りを上げた愛野ユキ(右)
挑戦者に名乗りを上げた愛野ユキ(右)

 するとそこに愛野ユキが登場し、挑戦を表明された。東京プリンセスカップを優勝し〝夏のプリンセス〟となった渡辺は「秋も熱くする! 秋のプリンセスになる!」とこれを了承。10月18日後楽園大会での初防衛戦が決定的となった。

 最後は「もっとこの幸せな空間を広げたい。東京女子プロレスを世界一の夢の国に私がさせます」と堂々の宣言。「みんな東京女子プロレスのこと、好きかー?」と会場に問いかけ、観客とともに「大好きだ!」の大合唱で大会を締めくくった。