CSでの「鷹狩り」は大丈夫か…。パ2位の日本ハムは18日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2―3で痛恨の逆転負け。残り10試合で4・5ゲーム差に突き放され、リーグ優勝は絶望的な状況となった。

 試合後の新庄剛志監督(53)は「何を言ったってもう10(試合)なんだから。思い切り全力を出し切ってね。もう10勝行く気持ちでやっていきます」と気丈に振る舞ったが、不安要素が2つも残る結果となった。それが「秘密兵器の不発」と「相性の悪さ」だ。

 この日から台湾の豪腕・古林睿煬投手(25)を一軍昇格させて救援陣強化を図ったが、8回に栗原に同点ソロを被弾。その後は制球を乱し、敗戦につながった。左脇腹痛を発症した6月3日の阪神戦(エスコン)以来の復帰登板だったとはいえ、大舞台での2安打、2四球(申告敬遠1)の内容は心もとない。

 さらに、鬼門も突破できなかった。みずほペイペイでは4勝しているものの、いずれも相手が低迷していたシーズン序盤に挙げたもの。5月27日の白星を最後に白星を飾れず、この日で実に7連敗となった。

 現状の順位のままシーズンを終えればCSファーストステージを本拠地・エスコンフィールドで戦えるが、突破してもファイナルでは再びみずほペイペイでの決戦となる。昨年のCSファイナルでもホークスに同球場で3連敗を喫して敗退しているだけに、苦手意識を早急に払拭したいところだろう。

 チームは30日に今季最後のソフトバンク戦を同球場で行う。CSでの再戦を見据えれば、ここでどんな形でも宿敵に一矢報いたいところだ。リーグ優勝が大きく遠のいた今、次なる目標は逆転日本一。果たして新庄監督は鷹狩りに新たな手だてを見つけられるのか――。