巨人が16日のイースタン・リーグの西武戦(カーミニーク)に6―3で勝利し、2年ぶり29度目の同リーグ優勝を果たした。

 1―1で迎えた7回に荒牧が勝ち越し2ランを放ったが、8回に2点を奪われて再び同点に。無死一、二塁の状態から始まる延長タイブレーク10回の末、ついに勝負がついた。

 先頭・湯浅がバントを失敗するも、重盗に成功。牧野の悪送球で重信が本塁に生還した。さらに二死一、二塁から佐々木が中堅への2点適時打を放って、点差を「3」に広げた。その裏は6番手・堀田が投げ、先頭からを二飛、三振、最後の打者を1球で左飛に仕留めて歓喜の瞬間を迎えた。

胴上げされる巨人・桑田二軍監督
胴上げされる巨人・桑田二軍監督

 3度宙に浮いた桑田真澄二軍監督(57)は「胴上げとかは苦手。チョーさん(長野久義)とかに代わってもらえないかなと思ったんですけど、3回だけってことで。内容の濃い3回の胴上げをしてもらいました。うれしかったです」とはにかみつつ喜びをあらわにした。

 ファーム監督就任2年目の今年も昨年と同様、チームの勝利を目指しながら選手の育成に力を入れてきた。「野球界には朝から晩まで泥んこになって練習しなきゃうまくならないという方程式があるけど、僕は違う方程式を提案してた。データの活用を意識した」と語り「選手たちが失敗を恐れずに挑戦してくれた結果が、この優勝につながったと思います」と〝桑田流〟の指導についてきた選手らをねぎらった。