セ2位の巨人は14日のDeNA戦(横浜)に7―9と逆転負け。セ3位のDeNAにゲーム差なしに迫られ、阿部慎之助監督(46)は苦悶の表情を浮かべるも、すぐさま気持ちを切り替えた。

 初回から悲劇が訪れた。8月24日以来、およそ3週間ぶりに先発登板した赤星は先頭・蛯名に右中間への二塁打を許すと、後続に死球と四球で満塁に。その後は右肩痛を訴えて一死も取れず、わずか12球で緊急降板した。

 その後も苦しい展開が続いた。2番手・平内が4回一死走者なしから4連打を浴び、その後を託された石川も乱調。押し出し四球などで勝ち越しを許した。この回で一挙6失点と中継ぎ陣も勢いのあるDeNA打線を食い止めることができなかった。

 阿部監督は先発右腕の登録抹消を明言しつつも「ピッチャー陣は苦しいけど、ここをなんとか乗り切らないとどうしようもないので。みんなにまた頑張ってもらいます」と奮闘するGの投手らを鼓舞した。

 一方、打線は1点を追う2回に逆転に成功。4回から相手打線に主導権を奪われるも、3点を追う9回に代打・大城卓の二ゴロ間に1点をあげて2点差に。しかし、最後はあと一歩届かなかった。

「ここで何を言っても負けは負けだし。結果オーライでも勝てばいいんだ、残り10試合ぐらいしかない」と指揮官。素早く気持ちを切り替え、前を向いた。