日本ハムは13日、西武(エスコン)と対戦し延長11回の末、5―4でサヨナラ勝ち。連敗を逃れ、リーグ優勝争いに踏みとどまった。

 初回二死からレイエスが右翼ポール際へ節目の30号を放って先制。3回にも先頭・今川が2号ソロを右翼席に叩き込み、2点目を奪った。1点差に詰め寄られた直後の4回一死一塁からは、この日8番に入った石井が右翼へ5号2ラン。貴重な追加点を挙げ、試合を有利に進めた。

 ただ、この日は投手陣が精彩を欠いた。先発・加藤貴が2点リードの4回一死、外崎に5号ソロを被弾。6回にも西川の右翼線三塁打と内野ゴロで失点し、6回途中87球の早期降板を強いられた。

 さらに2点リードで迎えた9回、上原が2安打と四球で招いた一死満塁から、内野ゴロの間に失点。続く滝沢にも左前適時打を浴び、土壇場で同点に追いつかれた。

 それでもリーグ優勝に向け負けられないチームは、延長11回に2四球と安打で二死満塁の好機をつくる。ここで清宮幸が西武・山田から値千金の中前適時打。4時間半を超える熱戦に終止符を打った。

 激戦を制した新庄剛志監督(53)は試合後「もうここまで来たら誰が打ったとか誰が打たれたとかもう(いい)。全員で勝ちを取りに行く。今日もほとんど(最後ベンチに選手が)いなかったからね」と死力を尽くし疲れ果てた様子。

 その上で「ただバントのミス、守備のミス、走塁のミス、(投手の)四球とかね。そういうところはしっかりやっていかないと、痛い目に合うから」とミスが目立ったナインに苦言を呈し、チームを引き締めた。

 また、守護神・柳川が腰の張りで12日に抹消。今後もリードした展開から逃げ切る場面での投手リレーがカギになるが指揮官は「こればっかしはわからないですね」と厳しい表情。「柳川くんが腰を痛めてしまったから。相手打線によって変わるだろうし」と、今後は日替わりで守護神を起用していく方針を示唆した。