〝最強の敵〟の次の敵は〝秀才ボクサー〟だ。ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と契約する米大手プロモーター、トップランク社のボブ・アラムCEO(93)が12日、名古屋市内で報道陣の取材に応じ、井上がWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦(14日、愛知・IGアリーナ)に勝利すれば、12月にサウジアラビア・リヤドでWBC同級1位アラン・ピカソ(25=メキシコ)と対戦する見通しであることを明かした。
アラム氏は井上ーアフマダリエフ戦を含む3大世界戦の記者会見に出席。井上とピカソが対戦で合意したとの海外報道があることについて、「皆さんの噂通り、12月にリヤドで行われるだろう」と明言。「サウジアラビア政府が日本向けの大きな祭典を計画していて、そこでのメジャーな催し物という話のようだ。雪がないからいいね」と補足した。
ピカソはメキシコの名門国立大に通う秀才として知られ、5月に米ラスベガスで井上と対戦する予定であったが実力差を考慮した陣営が辞退し、ラモン・カルデナス(米国)に代わった因縁がある。7月にはメキシコで亀田3兄弟のいとこ京之介(MR)に判定勝ちした。
また、井上はアフマダリエフに勝てば、ジョー・ルイス(米国)、フロイド・メイウェザー(米国)と並ぶ世界戦26勝の歴代最多タイ記録となる。アラム氏は井上と両者との比較を問われると、「井上はグレートな、グレートなファイターだ。メイウェザーもルイスもそうだ。だが、異なったファイターだ。井上はこの時代、この国で、とても特別な存在だ」と返答した。












