ドジャースの大谷翔平投手(31)は史上最高の1番打者なのか。米スポーツ分析サイト「ファングラフス」が9日(日本時間10日)に「大谷翔平は再び史上最高のリードオフ打者にほぼ到達している」と題し、様々な角度から検証した。

 今季大谷は48本塁打放っているが、1番打者としてマークしたのは44本、これは2023年にブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(27)が記録した41本を抜いて歴代最多だ。同サイトは「それだけでも祝うに値するが、本塁打だけではない。大谷はメジャー史上でも屈指のリードオフシーズンを送っている」と伝えた。

 同サイトによれば、OPS1・010は1番打者として500打席以上に立った選手の中で歴代4位。1位はドジャースの同僚ムーキー・ベッツ内野手(32)の1・083(18年、当時レッドソックス)、2位はリッキー・ヘンダーソンの1・018(1990年)、3位はアクーニャの1・012(23年)で、いずれもMVPを受賞したシーズンだったと強調。「ベッツを超えるのは難しいかもしれないが、ヘンダーソンとアクーニャは射程圏内」と分析し、残り18試合でさらなる打棒爆発を期待した。

 同サイトはさらに「大谷にとって今季が必ずしも最高のリードオフシーズンではない」とも指摘。大谷は昨季途中から1番に定着、2番で312打席、1番で419打席に立った。その際のOPS1・072は最低400打席では歴代2位に相当し、歴代最高のベッツと11ポイント差だ。

「つまり、大谷翔平はいま史上最高レベルのリードオフシーズンを送っていると言って差し支えないが、昨年の方がさらに優れたリードオフ打者だったとも言える」と結論付けた。

 最後に興味深いデータとして、投手・大谷の対1番打者の成績にも触れた。今季23人の1番打者との対戦で被打率4割9厘、防御率6・23と打ち込まれ、彼らのOPSは合計1・071と、自身のOPS1・010を上回る数字を許しているという。「大谷が投げると相手の1番打者は大谷以上の最強打者に変わってしまうが、そんな存在はまず起こり得ない」。最強の1番打者がマウンドに上がると1番打者に打たれる…。確かに大谷にしか起こり得ないことだ。