ドジャース・山本由伸投手(27)が逃した快挙がいまだにくすぶり続けている。

 山本は6日(日本時間7日)に敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に先発し、9回二死まで10奪三振のノーヒットノーラン投球。金字塔まであとアウト1つまで迫ったが、ホリデーに右中間へ一発を浴びて無念の降板となった。この時、飛球を追いかけたアンディ・パヘス外野手(24)がクッションボールを処理しようとして足を止め、ジャンピングキャッチしようとしなかったことが大きな物議を醸した。

 その後、「MLB公式サイト」はパヘスがジャンプしていれば捕球できたかを異例の検証。ボールが当たったのは右翼フェンス最前列にある手すりで、グラウンド整備員の小屋の上にあるフェンスの端から約1・2メートル奥側だったことなどを踏まえ「たとえジャンプしてもはるかに手が届かないところだっただろう」と結論づけた。

 ところが、話はまだ終わらない。米メディア「ドジャース・ウェイ」は8日(同9日)、「わずかな慰めではあるが、何の役にも立たない慰めだ」とバッサリ。「彼(パヘス)はホリデーのホームランを阻止しようと地面から跳び上がろうともせず、打球はフェンス上部に当たってグラウンド内に跳ね返ってきた」とパヘスの守備に対する姿勢を再び問題視した。

 ホームランキャッチを試みればフェンスに激突して故障につながるリスクもある。その一方で味方の〝ノーノー達成〟に消極的だったとも映る…。どうあっても結果は変わらないが、堂々巡りは続きそうだ。