ドジャースの山本由伸投手(27)が日本投手3人目となる快挙をあと一人で逃してしまった。6日(日本時間7日)、敵地でのオリオールズ戦に先発して8回2/3を投げ1安打1失点、10奪三振。9回二死から痛恨のソロ本塁打を浴びてしまい、大記録は目前で消滅した。降板後に救援陣が3点差をひっくり返され、快投の山本には勝ち星もつかず、チームは3―4でサヨナラ負けし5連敗。一転して〝悲劇のヒーロー〟になってしまった。

 米メディア「スポーツ・ネットスタッツ」は「ドジャースの投手が9回二死でノーヒットノーランを破られたのは、1923年6月17日のタジー・バンス以来」と報じた。前身のブルックリン・ロビンズ時代の記録で実に102年ぶりの悲劇だという。ただ、前回はレッズに9―0でチームは勝利しているが、今回は救援陣が試合をひっくり返され、まさかのサヨナラ負けとショックは今回のほうが大きいといえる。

「同じ球団に2度もこのようなことが起こるとは、実にまれな出来事だ」と驚く「クラッチ・ポインツ」は「もし山本が102年前の彼と同じ得点援護を受けていたら、ドジャースの勝利は確実なものになっていただろう」と白星も逃した右腕を気の毒がっていた。