ドジャースの山本由伸投手(27)がノーヒッター寸前から白星を逃した。そんななか米メディアは背信投球が続く守護神タナー・スコット投手(31)に集中砲火を浴びせた。

 1点リードの9回裏二死満塁で登板した左腕はサヨナラ2点適時打を浴びた。前夜のサヨナラ被弾に続く背信投球に米メディア「ファンサイデッド」は「タナー・スコットはオフシーズンで最悪の契約? ドジャースはFAでスコットと契約するために大金をドブに捨てた」との記事を配信した。

 同記事はスコットの今季の苦戦ぶりを列挙すると「実際、スコットは今シーズンあまりにもひどい成績を残しており、2025年シーズンのFA契約の中で最悪の選手と言っても過言ではない」とバッサリ切り捨てた。

 スコットは今季52試合に登板し防御率4・56、1勝3敗20セーブの成績。9度のセーブ失敗と10被弾は自己ワーストとなっている。「スコットはFAで4年総額7200万ドル(約106億円)の契約を結び、今年が初年度だ。ドジャースはMLBのどのチームよりも資金力に優れているが、それでもこの契約は今後数年間のトレードを制限するほど巨額だ」と同記事は大失敗だったと断じた。
 
 そのうえで「最悪の契約ではウィリー・アダメスとジャイアンツの契約は、6月には破綻寸前と思われたが、最近は調子を上げ、いつもの調子を取り戻し始めている。他に有力候補と言えるのは、ブルージェイズでひどいスタートを切り、その後ケガをしたアンソニー・サンタンダーだけだろう」とスコットの不振は群を抜いているという。

「結局、ドジャースとスコットは今後数シーズン、お互いに縛られることになる。彼はロサンゼルスで、終盤に向けて重要な場面で投球機会を継続的に得るはずだ。だがこのまま衰退が続けば、来シーズン開幕までにMLB最悪の契約の一つになる可能性もある。ドジャースの関係者とファンは、ポストシーズン開幕前に彼が巻き返してくれることを期待している」と結んだ。