日本維新の会・藤田文武共同代表は9日、国会内で3人の衆院議員が離党届を提出したことに関してぶら下がり会見を開いた。

 この日、維新が掲げている「副首都構想」の実現を目指すプロジェクトメンバーだった守島正衆院議員、斉木武志衆院議員、阿部弘樹衆院議員の3人が離党届を出した。

 3氏は国会内で会見を開いた。その際、守島氏は離党届を出した理由について維新を〝保守政党〟と定義した藤田氏の発言を問題視したという。

 吉村洋文代表は3氏の離党届に関して大阪府庁で報道陣の取材に対して「1週間程度の期間を置いて最終的な状況を踏まえて党として判断していく」と述べたという。

 これを報道陣から質問された藤田氏は「先ほど私も吉村代表と電話で話をして同じ話を受けました。(吉村氏と)同じ思い。守島議員についてはですね、吉村代表は市議会で同期。ともに都構想に懸命にと取り組んできた仲間、大阪維新の会の政調会長も歴任した。国会議員の中でも活躍していた仲間ですから、仲間としてもう一度、気持ちを改めていただいて慰留したいと吉村代表もおっしゃられていました。私も賛同しています」と述べた。

 その上で離党届の取り扱いには「1週間ぐらいの時間を置いて、それでも本人たちの決意が変わらないのであれば、それを受けて党として(離党届の)あつかいを協議したいと考えています」とした。

 藤田氏は共同代表に就任した後、「挙党一致体制」「党内融和」などを掲げて新体制を発足させた。今回、3人が離党届を出した理由はそれぞれ異なるが、一致しているのは〝新体制〟への不満や反発などが挙げられている。

 今後、党勢にどういう影響を与えるか。

 藤田氏は「仲間が減る、離脱する、または方針に相いれないということで、離れていくことについては執行部の一員として反省すべきだし、それは受け止めたいと思います。ただ一方で、いろんな考えがある中で思いがあれば『組織を変えていくんだ』ということを私も(馬場体制で)執行部を降りてから権限がないなかでも表で発言してきましたし、激論を交わしながら組織は強くなっていく。今回の件については、それぞれの思いで違う道に行くという信念のもとで、吉村代表を始め慰留しますけど、それぞれ1人の政治家ですから、それぞれ決断があってしかるべきと私は受け止めています」と持論を述べた。