阪神は6日の広島戦(甲子園)に4―1で快勝しマジックはついに「1」。令和の黄金の虎は翌7日のカード第3戦に勝利すれば、他球場の結果に関係なく2年ぶりとなるリーグ制覇が決定する。
先発の門別は4回7安打2四死球1失点。「毎回ランナーを出してしまいリズムをつくることができなかった」との本人の言葉通り、71球での降板を余儀なくされたが、結果的にスターターとして失点を最小限に抑えたことがこの日の勝利に直結した。
虎打線は3回まで一人の走者も出すことができずパーフェクトに抑え込まれていたが、2巡目に入った中盤以降、徐々に奮起。4回一死一、二塁で打席に入った4番・佐藤輝がフルカウントからの外角変化球を強引に引っ張り、右前適時安打としまずは1―1の同点。6回無死一、三塁の絶好機から森下が決勝の左前適時打で勝ち越しに成功すると、敵失も絡めこの回だけで2点をゲットすることに成功した。
門別の後を受けた、ハートウィグ→ドリス→畠→及川→石井らのブルペン陣も、鉄壁の無失点リレーで鯉打線をシャットアウト。今季の虎の強さを象徴するかのような戦いぶりで、またも接戦をものにした。
悲願の頂点を目前にした藤川監督だが、試合後は「そんなに手に汗は握っていませんよ」と至って冷静。不十分な姿しかみせられなかった門別に対しては「まだまだ。プロ野球の一軍の、いろはの『い』の部分の選手ですから」と手厳しく寸評することも辞さなかった。
残り1となったマジックについても話題が及んだが、「まあ、『さあいくか』というところですかね」とサラリと受け流し、「僕自身もそうだし、選手、スタッフ、ファンの方々にとっても、長い人生の中で何度も訪れることがない一日になるでしょうね」と語った。













