パ首位のソフトバンクは4日のオリックス戦(みずほペイペイ)に8―0で快勝し、3連勝を飾った。9月最初のカードを全勝して、早ければ5日にも優勝マジックが点灯する。
先発の上沢直之投手(31)が8回無失点で自身5連勝を飾り、11勝目をマーク。通算1000奪三振も達成し、花を添えた。攻撃陣は初回に栗原の6号3ランで幸先よく先制し、中盤以降も効果的に加点。投手陣が零封し、打線が12安打8得点の猛攻を見せ、投打にAクラス入りを狙うオリックスを圧倒した。
危なげない大勝劇に、小久保裕紀監督(53)は「相手打線が非常にいい状態で福岡に乗り込んできていた中で(初戦から)1失点、1失点、0と本当に捕手を含めたバッテリーがよく頑張ってくれた」と、とりわけディフェンス面をたたえた。残り22試合で2位・日本ハムとは2ゲーム差。勝負の9月、3位相手に3連勝スタートはこれ以上ない戦果だった。
今カードが始まる前の時点で11試合を残していたオリックス戦。ここまで相性こそ良かったが、現実的にCS進出に目標が切り替わっている相手の厄介さに警戒感が強まっていた。小久保監督も「もともと9月の日程を見た時にポイントになると思っていた」と明かし、今回の3連戦に気合十分だった。
この日はオリックスにカード別最多の22勝を挙げていた上沢を今季初めて中5日で投入。今カードの重要性を物語っていた。シーズン最後までオリックスへの〝得意意識〟を継続させられれば、Vロードは明るくなる。そのために9月最初のカードで徹底してたたく必要性があった。結果は見事なスイープで、今季の通算成績は12勝3敗2分けでシーズン勝ち越しが早々に決定。3連勝の価値は計り知れなかった。
試合後「またカードが変わるんで、3連戦の最初を取るということでやっていきたい」と手綱を締めた小久保監督。この先も確実に勝てる試合を取り、日本ハムに重圧をかける。












