レッドソックスの新人左腕ペイトン・トーリ投手(22)が3日(日本時間4日)に大学時代は投打二刀流でドジャースの大谷翔平投手(31)を目指していたことを明かした。
2024年7月のドラフトでレッドソックスから2巡目(全体50位)で指名され、プロ1年目で1A、2A、3Aと駆け上がり、8月29日(同30日)のパイレーツ戦でメジャー初登板初先発した。
「幸運なことに、物事や状況が目まぐるしく変わっているが、素晴らしい経験をしているよ。このチームには、チームのために最善を尽くそうとしている人々ばかり。だからとてもエキサイティングで、とても感謝している」
大学時代は大谷に憧れる左投げ左打ちの二刀流だった。カンザス州ウィチタ州立大2年生時は15試合に登板し、85回2/3を投げ97三振、防御率4・62。打っては212打数66安打、打率3割1分1厘、13本塁打、50打点をマーク。この時は「まだオオタニを目指していた」と明かすが、「環境を変える必要があった」と、3年時に名門TCU(テキサス・クリスチャン大)へ転校。
打者として2本塁打、13打点を挙げるが、「投手コーチが素晴らしかったんだ。自分が得意とすることを理解し、その点を叩き込んで、そして生かしていった。自分が何をしなければならないか、何をもっと良くしていくべきか、かなり早い段階で見抜いてくれた。とても大きなターニングポイントになった」。投手として14試合に登板し、81回1/3を投げ125三振、防御率3・21をマーク。一気にドラフト上位候補に躍り出た。
打つことに未練はないかと尋ねると「少しはね」とはにかみ、こう続けた。「オオタニをずっと見てきたけど、投げた翌日に(DHで)普通に出ている、これは信じられない。つまり、僕がやってきたことなんて、全体的にみたら低レベルのことなんだ。だから彼を見て楽しいと思うし、信じられないと、いつも思う」
口ひげを蓄えた198センチ、113キロのトーリは「大学2年生の時に打球速度119マイル(約191・5キロ)が出たことがあったが、空振りが多すぎたね。だからこれで良かった」。
デビュー戦はナ・リーグのサイ・ヤング賞の本命、ポール・スキーンズ投手(23)と投げ合い、5回1/3を投げ、3安打2失点8三振と好投したが、勝敗は付かなかった。次回登板は5日(同6日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦。メジャー初勝利を目指す。











