メッツのフアン・ソト外野手(26)が1日(日本時間2日)の敵地タイガース戦で〝汚名〟返上のグランドスラムを放った。4回、満塁チャンスから相手先発のモートンのカーブをとらえ、右翼中段に飛び込む36号満塁本塁打。6回にも2点適時三塁打を放つなど、3打数2安打6打点の活躍で、10―8と激戦を勝利に導いた。

 試合後は「何も変えていないよ。ただ運が良くなってボールがもっと当たるようになってきた。あとはただ自分のスイングと、打席に立ってダメージを与えられる自分の能力を信じて同じことをしているだけさ」と涼しい顔で米メディア「SNY」などに話したが、メンドーサ監督は「本当にすごい。誰も驚かないと思うけど、毎日毎日長時間に渡って彼のプレーを見ていると、この男は本当にチームを背負って引っ張ることができるんだって思える。今まさにそれをやっている」と感心するしかない。

 キャリア237本塁打のうちグランドスラムは昨年9月17日のパドレス戦以来の2本目となり、今季は走者が2人以上出塁している状況で初めての本塁打。そのためファンから「フアン・ソロ」とヤユされることもあったが、米ラジオ「WFAN」のサル・リカタ氏は「〝フアン・ソロ〟なんてナンセンスな話はもう終わりにしましょう。彼はこれから100打点、100得点、100四球、そして安打数(124)を見ればむしろ〝フアン100〟と呼ぶにふさわしい選手だ」と勝負強さを強調した。首位フィリーズ追撃に正念場が続くが、ソトは「9月に調子を上げれば勝ち進むチームになる」と自信を深めている。