自民党(石破茂総理総裁)は2日午後、党本部で参院選大敗を報告する総括文書を取りまとめ、両院議員総会(有村治子会長)で報告する。
党執行部は当初、8月29日に総括案を総括委員会に示したが、石破首相の責任に触れていなかったことで了承が得られていなかった。
両院議員総会では修正した報告書を所属議員たちに提示。了承を得られたあと、臨時の総裁選前倒しの是非を問う手続きがスタートする見通し。
「石破総裁の責任問題が修正案に明記されないなら総会は紛糾する。前倒しに向けた多数派工作はギリギリまで続けられるでしょう。ポイントは、総会後、辞任の可能性を示唆した森山裕幹事長が自身の進退に関してのどう発言されるかだ」(自民党議員)
政府関係者などによると、石破首相は1日に森山幹事長、木原誠二選挙対策委員長らと首相官邸で会談した際、修正した報告書案などに関する説明を受けたという。
この日まで政府内では複数の副大臣や政務官が総裁選前倒し要求をSNSなどで表明する異例の事態になった。小泉進次郎農水相は1日、「大下容子ワイド! スクランブル」(テレビ朝日系)に生出演した際、「危機感を持たないのはおかしい。思いを表明するのは議員としてあるべき姿勢の一つだ」と一定の理解を示した。
「仮に森山幹事長が辞任した場合、ほかの4役も同調する可能性があります。しかし、臨時国会に向けて日本維新の会を始めとした保守政党と交渉し連立に動き出す意思があるとするならば、このタイミングで自ら辞任の決断をするとは考えられないが…」と別の自民党議員は指摘した。
仮に森山幹事長ら党幹部の辞任が相次げば石破首相の進退判断に影響が出ることは間違いない。石破首相は両院議員総会でリーダーとしての資質を見せることができるのか――。












