ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)がWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦(9月14日、愛知・IGアリーナ)へ向けたスパーリングの中間報告が22日、大橋ジムより発表された。

 井上は横浜市内で元同級WBA&IBF統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)、OPBF東洋太平洋フェザー級王者・中野幹士(帝拳)を相手に、この試合に向けたものでは最長となる10ラウンド(R)のスパーリングを実施。「イメージ通りにできました」と振り返り、アフマダリエフと対戦経験のあるタパレスと拳を交えたことに「すごく練習になっている。(アフマダリエフと)対戦した時の話も聞いて、自分自身のイメージも膨らんできました」と手ごたえを感じていた。

 アマチュア時代以来の出稽古を帝拳ジムで行っており、「思っていたような気持ちというか、緊張感を味わえました。プロでは初めてだったので。ジムの雰囲気は変わっていないですね。やった意味はすごくありました」と成果を口にした。最後は「まだまだスパーリングはやっていく。スパーリングで仕上げていく。いつも通り順調です。変わらずに仕上げていると言えます」とアピールした。

 また、所属ジムの大橋秀行会長も「疲れがピークに来ている3週間前に10Rのスパーリングでしたが、疲れを感じさせない出来でした」と好調ぶりに目を細めた。