ノア16日の後楽園大会でGHCヘビー級選手権が行われ、挑戦者・丸藤正道(45)が盟友の王者・KENTA(44)に屈して王座戴冠を逃した。

 KENTAは2月に、11年ぶりに古巣ノアへ復帰。2人による同王座戦は、2013年7月7日の東京・有明大会以来12年ぶりだった。

 試合は互いの手の内を知る者同士が、一進一退の攻防を繰り広げた。終盤にKENTAの必殺のgo 2 sleepをキャッチし、丸藤がポールシフト式エメラルドフロウジョンをさく裂するが、カウント2で返される。

不知火をKENTA(手前)に決める丸藤正道
不知火をKENTA(手前)に決める丸藤正道

 2人にダウンカウントが数えられるも、ともに立ち上がりエルボー合戦となった。しかし、その後にKENTAにgo 2 sleepを連発され、3カウントを奪われた。

 バックステージで丸藤は「負けてしまいました…。ノアが旗揚げして25年、ここに居続けて、この年にその意味を示すためにもベルトがどうしても欲しかった。でも、俺が弱かっただけだ」と唇をかんだ。

 この日にシングルリーグ戦「N―1 VICTORY」(9月8日、後楽園で開幕)の出場選手が発表され、丸藤がBブロック、KENTAがAブロックにエントリーした。それを踏まえて「もしかして俺とKENTAのベルトをかけたシングルマッチは、もう最後かもしれないと思ってたんだけどよ、俺N―1に出るじゃん。N―1で必ず優勝してもう一回、もう一回、GHCに必ずたどりついてやるから。若いやつも外国人選手も覚悟しとけ。今の俺はまだ強いぞ」と拳を握った。

 そして「最後に一つだけ。改めてKENTAおかえり」と言い残し、控室へ消えていった。