作家の乙武洋匡氏が12日、X(旧ツイッター)を更新。第107回全国高校野球選手権大会を〝暴力事案〟で出場辞退した広島の広陵高校について私見を述べた。

 乙武氏は「『カップ麺を食べるのはNG』で、『暴行するのはOK』なんておかしいですよね?ーーという、ごくごく当たり前の感覚が、寮生活で一般社会と隔絶された生活を送っているとわからなくなってしまうのかな」とコメント。続けて「そもそも学校や寮生活におけるルールを、子どもたち自身が決められない、関与できないのはおかしいと思うんです」と私見を述べた。

 続けて「学校も部活動も、軍隊ではありません。いま揺れに揺れている民主主義をより豊かで力強いものにしていくためにも、『上から言われたことを守る』ことより、『自分たちで決めたルールを自分たちで守る』教育へと転換していくことのほうが重要だと思うんですよね」とした上で「ただ広陵高校や高野連を叩くだけでは、それこそ今回の事件がSNSのコンテンツとして消費されるだけ。今回の問題の根幹がどこにあり、何を変えていくべきかの議論をしっかり行っていくことが大切なのだと思います」と呼びかけた。