【取材の裏側 現場ノート】女子プロレス「マリーゴールド」のスーパーフライ級王者・岩谷麻優(32)がスターダム時代の昨年5月6日にプロ野球DeNA―ヤクルト戦(横浜)で人生初の始球式を務めた。
自身の誕生日(2月19日)にちなんだ背番号219が記されたDeNAのユニホームをまとって登場。大きく振りかぶって右腕からこん身の一球を放ったが、無情にもボールはバッターの後方を通過…。ワンバウンドでキャッチャーミットに収まった。
岩谷によると始球式まで1か月以上、毎日投球練習を行ってきたという。「本当に毎日練習してきて(ピッチングは)めっちゃうまいんですよ! 練習で投げたらほぼストライクで(スタッフの)みんなに『すごいね、このままいけるよ』みたいに言われてて。『とりあえず肩の力だけ抜いて』と言われて(本番で)肩の力を抜いて投げようと思ったら力が抜けすぎちゃって…。めっちゃ悔しかったです。本当はうまいんですよ、センス抜群です」と弁明した。
それでも試合は、米球界から5年ぶりにDeNAに復帰した筒香嘉智外野手(33)が8回に逆転3ランを放ち、6―5でヤクルトに勝利。この始球式がきっかけで、昨年プライベートで観戦に訪れたDeNAの試合はいずれも勝利したという。
今年も東京ドームでの巨人戦を観戦し「この前、ベイスターズと巨人の試合を見に行って負けちゃった。去年、始球式をした年は日本一にもなって、私は勝利の女神だと本当に思っていたけど『あれ、流れが変わってきたか?』って。(自分の)応援の力が足りないかもしれないですね」と笑顔で語った。
その上で始球式に関して「本当にめっちゃ悔しかったので、本当にリベンジさせてください」と再登板を熱望。女子プロレスのアイコンによるリング外の〝リベンジマッチ〟に期待したい。(運動部・加田晃啓)













