ちょうど63年前の8月4日、36歳の若さでこの世を去ったハリウッドの伝説的女優マリリン・モンローの死因について、米芸能ニュースサイト「レイダー・オンライン」は「殺人だった?」との見出しで、薬物の過剰摂取ではなく、計画的な他殺だったとする専門家の見解を報道。モンローの不可解な死を巡る疑念が再燃している。
同サイトによると、モンローの家政婦ユーニス・マレーは、日付が変わった同月5日午前1時過ぎに寝室で横たわったモンローの遺体を発見。警察が到着し、現場の検視官は死因を「何らかの薬物」の過剰摂取と断定したが、他の検死官は事件性を強く疑っていたという。
米作家ジェームズ・パターソンと英作家イモジェン・エドワーズ・ジョーンズの共著による新刊本「マリリン・モンロー最後の日々」によると、ロサンゼルス市警殺人課の刑事ジャック・クレモンズ氏は、モンローが殺害されたという証拠を入手したとし、「これまで見た現場の中で、最も明白に演出されたものだった」と告白した。
当時、ロス地方検事局性犯罪課の責任者だったジョン・マイナー氏は、不安症や不眠症などの治療に使用される規制薬物ネンブタールと鎮静剤クロラールを混ぜた致死性の浣腸液が投与されたと発表していた。
一方、家政婦のマレーはモンローの遺体を発見する直前、当時のケネディ米大統領の弟で司法長官だった「ボビー(ロバート)・ケネディがそこにいた」と証言。兄弟共にモンローと男女の関係にあったとされる。
パターソンは同著で、モンローの自宅に仕込まれていた盗聴マイクによる音声から、ロバートとの面会が実際にあったことが判明したとし、モンローとの関係悪化が激しいものだったことが分かったと指摘した。
モンローは亡くなるしばらく前からロバートが口にした約束を巡り、ロバートと激しい口論を繰り返し、なぜ自分と結婚しないのか詰め寄り、「まるで肉体関係だけの女のように扱われた」と怒りをあらわにしていた。
同著によると、ロバートはまた、モンローがケネディ一家との私的なやりとりを記録した小さな赤い手帳を欲しがっていた。「一体どこにあるんだ!」とモンローに怒鳴りつけ、「私の家族にとって重要なことだ。おまえが望むことは何でもしてやるが、必ず見つけろ」と命じたが、モンローは手帳の在り処を教えなかったという。
ロバートが去った後、モンローは電話で友人に「ケネディ家の秘密はたくさんある。危険な秘密を知っている」と漏らしたとされる。
同著によると、モンローは亡くなる3日前、かかりつけ医のハイマン・エンゲルバーグ医師の診察を受けた。8月4日の夕方には、ネンブタール50錠を投与された後、その夜に死亡。この薬は妄想や自殺念慮を引き起こし、記憶力、判断力、協調性を損なう可能性があるとされる。
モンローの検視を担当した一人、トーマス野口氏を含む複数の専門家や親しかった友人らは、モンローの死は自殺ではなく、「殺人」だったとの疑念を示している。












