ロシアのソチで、ウクライナのドローン攻撃で炎上した石油貯蔵庫を背景に動画を撮影した女性2人が連行された。ロシアメディア「ガゼータ・ルー」が3日、報じた。

 ソチ在住のダーシャ・ウラジミロヴナさん(21)とカリーナ・エフゲニエヴナさん(19)が2日、燃える石油貯蔵庫前でポーズを取った動画をTikTokに投稿した。この動画がロシアのSNSテレグラムやフコンタクテで拡散した。

 その後、ソチの警察が女性についての情報提供を求める手配書を地元で配布。そこには「インターネット監視中に、ソチの火災を背景に2人の少女が動画を撮影している様子が発見された。警察は捜査を開始しており、少女らの身元を特定するための措置が取られている。彼女たちの行動は法的に判断されるだろう」と記されていた。

 そして3日、2人が拘束され、内部調査部門に連行されたことが確認された。

 ロシアの「安全なインターネット連盟」代表のエカテリーナ・ミズリナ氏は「若者たちは、夜間にソチに飛来するドローンを背景にコンテンツを撮影している。彼らはこれが単純に危険だということを理解していないのでしょうか?」として、女性2人に責任を求めたという。

 一方、拘束された理由について、英紙サンは3日、「プーチン大統領の防空軍が阻止できなかったウクライナの攻撃を称賛する映像を作ったことになる。ロシア最大のリゾート地ソチでもウクライナ軍の攻撃が起こりうるという可能性を美化することになる」と分析した。