メッツの千賀滉大投手(32)は2日(日本時間3日)の本拠地ジャイアンツ戦に先発し4回5安打4失点で勝敗は付かなかった。

 初回に3点の援護を受けながら、制球が乱れて4回までに4失点して降板。2点リードの3回には連続三振で二死を奪いながら、四球からスミスに逆転2ランを浴びた。

 右太もも裏のケガから7月11日(同12日)のロイヤルズ戦で復帰も、これで4試合連続で勝ち星がなく7勝3敗のまま。ケガ前にリーグトップだった防御率は1・47から2・31に悪化。一転して苦戦が続く右腕について、米メディア「ラスト・ワード・オン・スポーツ」は「ゴーストフォークの持ち主である千賀滉太は、突如として人間のような風貌を見せた」と解説し、不振の原因を探った。

「大きな問題の一つはフォークボールへの過度の依存だ。千賀はフォークボールに大きく依存するようになり、その結果、他の球種のコントロールを失っている。直近の登板では23打者中12打者と対戦して、ゾーンを攻めるのではなく、追わせようとすることが多く、彼の圧倒的な強さとは正反対の結果を招いた」と指摘。さらに「千賀はハムストリングは健康だと主張しているが、メカニカルな面で過剰に補正している可能性があると認めており、それが不安定さの一因となっている可能性がある」と続けた。

 メッツのカルロス・メンドーサ監督は「彼はいま、ゾーンを埋めるのに苦労している」とコメント。背番号34の復調が待たれる。