ソフトバンクは30日の日本ハム戦(エスコン)に4―5で競り負け、10連勝とはならなかった。前日のカード初戦を制して今季初の首位に立ったが、一夜で2位に転落。覇権を争う最大ライバル・日本ハム戦の連勝も「5」で止まった。
シーソーゲームとなった試合は終盤に思わぬドラマが待っていた。まずは1点を追う8回の攻撃。周東の二塁打で追いつき、近藤の適時打で一時勝ち越しに成功した。だが、その裏、日本ハムは二死一、二塁の好機をつくると、清宮が逆転の2点適時三塁打を放ち、大どんでん返し。結果的にライバルの勝利への執念が勝ったゲームだった。
2度追いついて一時は勝ち越すも壮絶な逆転負け。試合後、小久保監督は開口一番「すごい試合。ええゲームやった。打った清宮がすごい」と相手をたたえた。互いに死力を尽くした末の結果。守備固めで投入した佐藤直が清宮の右中間の当たりに快足を飛ばしてグラブをかすめたが、寸分の差で抜けるシーンが両軍の拮抗した力関係を物語っていた。穏やかに現実を受け入れ、鷹の指揮官は「また明日切り替えて戦います」と前を向き、帰りのバスに乗り込んだ。












