ソフトバンクは29日の日本ハム戦(エスコン)に5―2で勝利し、引き分けを挟み9連勝。貯金を今季最多の「20」とし、勝率の差でチームは今季初の首位へと浮上した。

 落とせない一戦で投手陣の柱が見事に役割を果たした。先発のリバン・モイネロ投手(29)は初回、一死から松本剛、清宮幸、レイエスに3連打を浴び同点に追いつかれた。左腕は「最初3本打たれてびっくりした」と語ったが、その後は「コーチと(捕手の)海野としっかり話してアジャストできたんじゃないかと思います」と持ち前の修正力を発揮。2回以降は走者を背負いながら、粘りの投球で得点を与えなかった。

 モイネロは6回6安打1失点でチームトップとなる9勝目。6回には左手を気にするしぐさもあったが、「汗で指の間でボールが滑っている感じがあった」と無事を説明した。試合後には「結構ヒットは打たれましたけど、6回1失点っていう結果には満足しているし、内容も良かったんじゃないかと思います」と満足げに投球を振り返った。

 4回、山川が第16号の決勝3ランを放った際にはベンチでともに「どすこいパフォーマンス」をしてみせた。「山川と同じくらいうれしかったので一緒にできて良かった。アリガトウ」(モイネロ)。どんな状況でも力を発揮する左腕の頼もしさが光った一戦だった。