阪神・才木浩人投手が26日のDeNA戦(甲子園)に先発登板し、4安打無四死球9奪三振の内容で完封勝利をマーク。後半戦開幕となった重要な一戦で、今季8勝目(5敗)をゲットした。

 試合後のお立ち台で「最高です!」と叫んだ通り、会心の116球となった。藤川監督が「メカニックの修正ができていた。今後が楽しみになる投球内容だった」と高く評価した通り、球宴前から取り組んできた投球フォームの修正が奏功。身上である力強い直球を軸に、ゾーン内の勝負で相手打者をねじ伏せた。

 この日は4月1日のDeNA戦(京セラ)以来となる坂本とのバッテリー。6回途中を7安打4失点の内容で「打たれて負けちゃった試合だったので、誠志郎さんとのリベンジという気持ちもあった」と右腕は明かす。まとまりの良い制球のみならず、この日はカーブなどで緩急を効かせたピッチングも効果的に作用。「今年は6、7回あたりで打たれて点を取られてきたイメージがあったので、最後まで投げ切れたことはすごくよかった」と充実感あふれる表情で振り返った。

 2位・巨人とのゲーム差を10としたチームは2年ぶりとなる覇権奪回へ向け視界良好。右腕も「今後もこれくらいのピッチングができれば。後半戦もいいスタートを切れたと思うし、チーム的にも良い勝ち方ができた」と歓喜の秋を力強く見据えた。