参院選(20日投開票)の東京選挙区(改選7)に無所属で出馬している、山尾志桜里氏への殺害予告がエスカレートしている。
陣営によると、17日朝に同じアドレスから山尾氏の事務所のメールアドレスに計2通届いたという。そこには山尾氏や家族への殺害を予告した上で「現金で1000万(円)持ってこい」と金銭まで要求する文言が記載。さらにはショッキングな画像も添付されており、関係者は「即刻警察へ被害届を出した」と明かした。
山尾氏は、これまでにも殺害予告を受けていたが、ショッキングな画像が添付されて脅迫されたのは初めて。
この日、山尾氏を取材すると「今回は常軌を逸している」と憤りをあらわにした。
「Xのリプライ欄を含めると誹謗中傷は数えきれない。SNSの『何言っても良いんだ』みたいな流れが、現実の殺害予告につながっている可能性がある。殺害予告は、そういうものの〝究極のエスカレーション〟と言える」
だが、事前にスケジュールを公開するスタイルや、演説後に有権者と会話するスタイルを変えるつもりはない。
「私には伝えないといけないことがある。そのスタイルを続けないと、殺害予告が効果を持ったことになってしまう。変えた場合『山尾は脅せば変える』と受け取る人もいる。だから変えません」と説明した。
決して強がりではなく、過去の経験に裏付けられた考えがあるからだという。
「検事の経験の中で、ヤクザの取り調べや裁判もやってきました。力を背景にした脅しには屈さない。それが大事なんです」
選挙戦も終盤。今回は個人戦だけに「決めていない人の心を動かして決めてもらう選挙になる」と話す山尾氏。演説でも「弱い者いじめをする政党は日本にそぐわない。政治家の仕事は強い者に立ち向かうこと」と声を大にし、改めて脅しは通用しない姿勢を示した。












