ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手(26)は快音なしに終わった。12日(13日)の本拠地ドジャース戦は3打数無安打、1三振。前日に3安打3打点と気を吐いたが、この日のドジャースのキム・ヘソン内野手(金慧成=26)との〝親友対決〟は、適時打を放ったキム・ヘソンに軍配が上がった。

 先発した大谷、ロングリリーフのシーハンに苦しめられが、相手投手だけでなく〝珍客〟にもペースを乱された。4回、一死一、二塁の反撃チャンス。シーハンの初球を迎える場面でイ・ジョンフの頭部付近にボールではない何かが急接近。反射的に身を沈めて〝直撃〟を交わしたが、思わず打席を外し、球審がタイムを告げた。カメラにはグラウンドでキョトンとする鳩が映し出され、現地中継の放送席でも思わず「鳥でしょうか。初めてですね。イ・ジョンフのファンだなんて不思議ですね」と笑いが漏れている。

 あえなくイ・ジョンフは中飛に倒れて反撃ならず。地元メディア「SFGATE」は「この鳥は走者が2人いた場面でリー(イ・ジョンフ)とジャイアンツのリズムを乱すのに十分なプレーを見せた」と伝えている。鳥と言えば2001年にダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソンの剛速球が横切った鳩に当たり、羽が飛び散って即死する〝事件〟があったが、この日は「ジャイアンツのスター選手が打席で交わした。幸運なことに今日の鳥は生き残った」としている。