西武は12日のロッテ戦(ZOZOマリン)に5―1の勝利。引き分けを挟んで連勝となり、貯金を2とした。

 初回にプロ初のスタメン出場で「3番・DH」に起用された仲三河優太外野手(22)の左犠飛で先制した西武は、2回にも同学年・長谷川信哉外野手(23)の左犠飛で2点目を挙げ、先発・与座海人投手(29)を理想的な形で援護した。

 2点のリードをもらった与座は序盤からベース板の左右高低、緩急で奥行きを使い、フォームでもクイック&カーブ、クイック&ストレートなどロッテ打線に的を絞らせない工夫を凝らし、自分のテンポで試合をつくっていった。

 失点は8回、安田の犠飛による1点のみ。8回103球、5安打1失点は常にストライク先行の小気味よいピッチングだった。8回には一死満塁から仲三河の走者一掃の中越え適時三塁打で3点の追加点をもらい、6月14日の中日戦(ベルーナ)以来の3勝目(2敗)を手にした。

 与座は「しっかりやり返すことを目標にして投げられました」と4回途中8失点で降板した5月23日同戦のリベンジを果たし、笑顔を見せた。続けて「球は荒れていたんですけど、古賀が引っ張ってくれてどうにか抑えられました。ひと通り今季の投球を振り返って、相手打線の特徴だったり、前回の反省も生かして工夫しながら投げました」。

 初回の先制犠飛、8回の3点適時三塁打と4打点を挙げた仲三河については「ナカミもファームの時からボクが投げる時に結構打ってくれていて『今日もやりますから』と試合前に言っていたので、さすがだなと思いました」と感謝。

 最後に「これからまだまだ暑くなってきますけど、体調に気をつけてみんなで頑張りましょう」とライオンズファンにも語り掛け、大きな声援を受けていた。