日本ハムは12日のオリックス戦(エスコン)に7―3で勝利。貯金を今季最多タイの「16」に戻した。

 先発・加藤貴は立ち上がりから不安定さを露呈した。初回は二死一、二塁の窮地を無得点で切り抜けたものの、リードをもらった直後の2回二死二塁、若月の中前適時打で失点。続く3、4回にも失点を重ねるなど、5回8安打3失点と精彩を欠いた。

 それでもこの日は打線が加藤貴を援護した。初回に矢沢の適時打などで2点を先制すると、2回にも清宮の2点適時二塁打と石井の適時打で3点を奪取。序盤で相手先発・九里を攻略した。その後2点差に詰め寄られた6回二死満塁では、再び清宮が中前適時打を放って2点をダメ押し。結局計12安打7得点の猛攻で、ベテラン左腕の今季6勝目(3敗)を後押しした。

 新庄剛志監督(53)は試合後、この日1番に五十幡、2番に矢沢を置く〝スピード型打線〟が機能したことに触れ「パワー系オーダーより、スピード型オーダーの方が点を取ってますし。打線になっていますよね」と笑み。

 その上で「エスコンに戻ってきて長打を意識したオーダーを組むと、昨日(11日)みたいに完封されることが多いので。この流れがいいですね」と今後はスピード重視の打線を多用していくことを明かした。

 また、7月に入って打撃が上向いてきた清宮幸が、この日も3安打4打点の大暴れを見せたことについては「サードの子(清宮幸)の打点(6回のダメ押し中前適時打)、デカいよね」とニヤリ。

「満塁で大きいのを狙いにいくと思ったら、会心のボテボテのセンター前(笑い)。あんだけ外野が前進守備している中、狙ったんでしょうね。ホームランが出ていないから絶好調という印象には見えないと思いますけど、最高の結果を出していますよね」と、周囲を爆笑させながら愛弟子の活躍に目を細めていた。