チームを引っ張る覚悟はできている。2022年北京五輪でフィギュアスケート団体&男子シングル銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)が9日、愛知・豊田市内で練習を公開。26年ミラノ・コルティナ五輪へ向けて「団体、個人ともに金メダルを目指したい」と力強く抱負を語った。
昨季は世界王者のイリア・マリニン(米国)を意識して4回転フリップ、ルッツなどの技術を追い求めた結果、本来の自分を見失ってしまった。今季は「結果じゃなくて、どういうスケートをやりたいか、どう楽しみたいか」に焦点を当てて練習。「ジャンプも元に戻ってきて、感覚も全然違う」と復調に手応えをつかみつつある。
ただ、団体金メダルを狙う上では日程面のハードルもある。団体の男子フリーは来年2月8日、シングルの男子ショートプログラム(SP)は同10日に予定されており、短い間隔で試合に出場するケースもあり得るのだ。フィギュア関係者は「団体のフリーを滑ったら中1日でSPを滑らないといけない。どのようにメンバーを組むのか気になるし、まだ代表は決まっていないけど、今の日本連盟の考えが知りたい」と不安視する。鍵山の父・正和コーチによると、日本連盟側からメンバー構成に関する話は出ていないという。
それでも、鍵山は「北京五輪で銀メダルを取った時に、団体のメンバーで『次は金メダルを取りたいね』と話していた。正直、出られるならSP、フリーのどっちでもいい」ときっぱり。日本のエースはどんな状況下でも金メダルへ突き進む。












