メッツが8日(日本時間9日)、敵地でのオリオールズ戦で延長10回に7―6で競り勝ち、3連戦初戦をモノにした。
無死二塁から始まるタイブレークとなった10回に先頭打者のフアン・ソト外野手(26)が放った中前への適時打が決勝点。終わってみれば、上位打線の活躍で勝利をつかみ取ったようなものだった。1番のニモは2安打1打点、2番・リンドアは18号2ランによる1安打2打点、3番のソトは3安打1打点、4番のアロンソも21号2ランを含む2安打2打点だった。
昨オフ、ソトに15年総額7億6500万ドル(約1147億円=契約時)という莫大な資金を投下して獲得した大富豪オーナー、スティーブ・コーエン氏も興奮していたのだろう。試合後は自身のXに「今夜は『Fab Four』が導いた驚異的な勝利」と投稿した。
これに対して米メディアが反応。「FANSIDED」は「メッツのスター選手、スリリングな勝利の後にスティーブ・コーエンオーナーからニックネームをもらう」「4人は今後…『ファブ・フォー』と呼ばれることになるらしい」と報じた。
ただ、愛称については「『ファブ・フォー』と呼ぶようになった経緯は分からないし、それが定着するかどうかも不明」と冷ややかで「『ファブ・フォー』は確かに安全な選択だ。確かに4人いるし、4人とも素晴らしい。しかし、これをスティーブが発表する前に、クラウドソーシングでアイデアを募ることもできたかもしれない」と伝えた。
直訳すれば「素晴らしい4人」。1997年にはビートルズのトリビューバンド「ザ・ファブ・フォー」も結成されたが、何を意図したものかは不明だ。
何はともあれ、メッツは投手陣に故障者が続出した6月は、中旬以降に7連敗を含む13敗(3勝)と大失速。コーエン氏が珍しくXに「チームは乗り越えられるはずだ」などとつづり、焦りもにじませていた。しかし、今月は永遠のライバル・ヤンキースとの3連戦に2勝1敗で勝ち越すなど上昇気配を漂わせている。今後も主力の活躍が不可欠であることは間違いない。











