ドジャースが攻守で精彩を欠いている。7日(日本時間8日)に敵地ミルウォーキーで行われたブルワーズ戦に1―9で大敗。4連敗で2位・ジャイアンツに6ゲーム差、3位のパドレスに7ゲーム差に縮められた。

 初回がすべてだった。先発したエース・山本由伸投手(26)は四球も絡んだ3ランを浴び、なおも右前打、四球で二死一、二塁のピンチを招いた。ここで山本は8番・ダービンを遊撃手のムーキー・ベッツ内野手(32)への正面のゴロに打ち取ったが、打者走者が完全にアウトになるタイミングで投げられた一塁の送球はワンバウンド。名手のフリーマンもすくい上げようと試みたが、ミットに収まらず、追加点を許した。

 結局、4点ビハインドで二死一、三塁となったところで山本は次打者にも適時打を許して一挙5失点。メジャー最短となる2/3でKOされ、7敗目(8勝)を喫した。

 米メディア「クラッチポインツ」はベッツのプレーを「ひどい送球エラー」とバッサリ斬り捨て「通常であればアウトになるはずだった」と酷評した。

 ベッツは今季から本格的に遊撃へ転向。日本で開催された開幕戦を目前に体調不良に見舞われ、体重の著しい低下も相まって欠場した。5月下旬には自宅の寝室で左足の薬指をぶつけて骨折。なかなか調子が上がらない中、今月3日(同4日)のホワイトソックス戦で21試合ぶりとなる10号、5日(同6日)のアストロズ戦では11号を放っていた。

 この日の悪送球でベッツは今季5失策。同メディアは「控えめにいっても、ベッツにとっては低迷したシーズン」と伝えた。攻撃面では主に1番・大谷の直後を打つ2番、遊撃は守備の要でもあるため攻守での安定感が求められている。