リハビリ出場でレッドソックス傘下マイナー3Aウスターでプレーしている吉田正尚外野手(31)がシラキュース戦前、遠投や外野守備練習を行った後、一塁手の守備練習では軽快な動きを見せた。
「2番・左翼」で先発メンバーに名を連ねた試合開始2時間前、吉田は外野手用グラブと、新しいファーストミットを手にフィールドに姿を見せた。外野守備練習では中堅の守備位置につき、二塁、三塁へ返球する動きを確認した。その後、トレーニング用の小さなファーストミットを手に、一塁側ベンチ前でマシンから放たれるゴロを近距離で捕球。イギー・スアレス守備コーチの指示通り、両足のアドレスを変えながら、右側、正面、左側のゴロをさばき、その後はフィールドでノックを受けた。
同コーチは「今日が2日目。一塁手というのは、最も習得するのが難しいポジションなんだ。だけど彼は快適に動いているようだった。まだ時間は必要だろうが、彼は『一塁手』を理解している。もちろん試合になれば打球などのスピードが上がるが、彼はスローイングも、足の動きもいいので、楽しみだ。本人もいい感触を持っているんじゃないかな」とうなずいた。
続けて「彼はかなり昔に一塁を守った経験があると聞いているが、その経験が生きていると思う。これは自転車に乗ることと同じで、一度覚えたことなら、いつでも(体が)、2日もあれば思い出せるものなんだ」と太鼓判を押した。
チームは基本的に吉田をDHと外野手として見ているが、捕手に試合途中から二塁を守らせるなど、緊急時に意表を突く選手起用をみせることもあるコーラ監督のアイデアなら吉田の一塁起用も驚くことではない。敦賀気比高3年の時に数か月間守ったという一塁の経験が、メジャーで生かされることはあるのか。吉田は今後、外野手としてだけではなく、一塁手としての準備も続けていくことになりそうだ。











