広島が2日のヤクルト戦(マツダ)に2―1で逆転勝利。先発・大瀬良大地投手(34)が約1か月半ぶりの白星となる3勝目(4敗)をマークした。接戦を制しチームは引き分けを挟んで3連勝となった。

 まさかの展開だった。大瀬良が初回、先頭・並木に先頭打者弾を左翼席上段にたたき込まれた。思わぬ失点に動揺したのか、続く岩田にも二塁打とこのままズルズルといきかねない立ち上がりとなった。

 それでも右腕はしっかりと後続を断った。2回も連打から一死一、二塁とされたが、その後をピシャリ。粘投で味方打線の援護を待った。

 そんな右腕を赤ヘル打線が盛り立てた。1点を追う3回一死二塁で中村奨がツバメ先発・奥川のスライダーをとらえ左翼席へ逆転の3号2ランを放った。

 喜びを爆発させた中村奨は「得点圏だったので何とかランナーをかえせるようにと思って打席に入りました。最高の結果になって(大瀬良)大地さんの援護になって良かったです」と興奮ぎみに振り返った。

 援護をもらった大瀬良は8回までツバメ打線に追加点を許さず。8回107球5安打3奪三振1四球1失点でマウンドを降りた。9回はハーンが抑えて6セーブ目を挙げた。

 お立ち台で大瀬良は「カットボールが軸だった。守るのではなく攻める投球を意識した」と振り返った。チームの柱に白星がついたことで再び上昇気流に乗れるか。