ソフトバンクや阪神でもプレーしたパドレスの守護神、ロベルト・スアレス投手(34)がクローザー剥奪の危機に立たされた。
スアレスは29日(日本時間30日)に敵地で行われたレッズ戦で、2―1と1点をリードした9回から登板。先頭打者のデラクルスに10球粘られた末、三塁手のウェードの失策で出塁されると一死後に四球を与え、スティア、トレビノ、ベンソンの3連打で2点を献上してサヨナラ負けを喫した。
19日(同20日)のドジャース戦では、大谷翔平投手(30)にぶつかった死球が「故意」とみなされて退場。本人は断固否定し、出場停止処分も2試合に軽減され、登板した3試合はいずれも無失点(1勝、2セーブ)で抑えてきたが、セーブシチュエーションで痛い失敗となった。
この日までにスアレスは37試合に登板して23セーブ(2勝4敗)、防御率3・89の成績。3、4月こそ13試合で11セーブ(1失点)と好調だったが、5月は12試合で防御率3・97、今月の12試合でも7・84と急速に悪化している。
米メディア「FANSIDED」は「マイク・シルト監督はスアレスをクローザーから外すことを真剣に検討すべきだろう」と大胆提言。「接戦の9回裏でも信頼できる実力を何度も示してきたが、かつてのスター選手としての輝きは全くない」「実績も重要だが、苦戦しているクローザーに長期間頼ることはチームに損失をもたらす」「今は完全に迷子のようだ」と守護神交代を繰り返し唱えた。
そして代役候補には、42試合で防御率1・69を誇るセットアッパーのアダム、40試合で投球回の37イニングを上回る51奪三振のエストラダ、同じく40試合で36回2/3を投げて6四球(敬遠2含む)で同1・96のモレホンの3人が挙げられた。
「スアレスは依然としてサンディエゴの重要なピースだが、現状の彼をセーブ機会で起用し続けることは、チームを失敗に導くだけだ。変化こそがサンディエゴを再び軌道に乗せるカギになるかもしれない」
スアレスの23セーブでメジャートップタイだが、大転換は起きるのか――。












