バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した〝元暴走王〟小川直也氏(57)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。東京五輪柔道100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロン(29)の新日本プロレス入団について語った。
1997年2月にプロ入りを表明した小川氏以来となる五輪メダリストのプロレスラー転向。小川氏は、何と生配信でウルフの入団会見をチェックした。「今のプロレスの時代の背景もあるから。そこがどうかなと。あと、ファンあってのものだからね。そこをウルフが努力して、どうせやるなら成功してほしい。総合格闘技ではなく、新日本プロレスに入団というのが、ウルフらしいと言えばウルフらしい」とエールを送る。
小川氏は現在、少年柔道の指導をしており、ウルフの試合は少年時代から見てきた。長男の雄勢とも全日本選手権などで対戦しており「小さい頃から見てるけど、強い選手だった。攻める柔道だし、外国人選手が強敵ぞろいの100キロ級で勝ち抜いたのだから大したもの」と、自身を上回る金メダリストの実績にはかぶとを脱ぐ。
その上で「俺のときは猪木さんがついてくれた。ついてくれる人によって変わるんじゃないのか、これは!」と声を大にする。小川氏はプロ転向と同時に〝燃える闘魂〟こと故アントニオ猪木さんに弟子入り。マンツーマンで猪木イズムを叩き込まれ、〝暴走王〟として大ブレークにつながった。「名プロデューサーと言われる人についてもらわないと。ウルフには『自分一人では何もできないからね』とは言っておきたい。一人で何とかなるわ、強けりゃいいんだという話ではないからさ」と、先輩としてアドバイスを送った。
その上で「オレの時は(新日本に)猪木さん、(明大柔道部先輩の)坂口(征二)さんがいてくれたけど、ウルフにはいないわけだから。棚橋(弘至)社長が(マンツーマンで)ついてくれるわけでもない。そこはどうやって育てていくのかな新日本、お手並み拝見というところ。ファンもそう思っているんじゃないかな」と話す。「俺がやってたころのジュニアヘビーのような戦いのスタイルが今の新日本。それにウルフができるのかどうか。(新日本のファイトスタイルは)けっこうハードだから。でも想像がつかないから面白い。先行きがわからないから興味がわくし、オレも楽しみ」と期待も述べた。
ウルフは来年1・4東京ドーム大会でデビュー予定。デビュー戦の対戦相手を問われた小川氏は「棚橋!」と即答した。会見で棚橋は「別の試合にした方が面白いかなと」と自身の引退試合でウルフと戦う可能性を否定したが、元暴走王は「棚橋vsウルフ・アロン、オレは一番面白いカードだと思う。一番わかりやすい。片や引退、片やデビューで一番しっくりくる」と執ように推しまくった。最後は「ウルフ君の将来に期待しましょう! みなさんも温かく見守ってほしい」と締めていた。













